大切な前置き  
                       〜必ずご一読下さい

      家族募集中の犬猫たち                    譲渡の流れ

私たちはこれまで、数多くの不幸な犬猫たちを新しい里親さんにつなげてきました。

そのために、身寄りのない犬猫たちを引き取ってくださる方を求め、多くの方々にご協力を呼びかけてきたのです。
しかしそんな中、以下のような誤解を抱いたまま里親希望を名乗り出る方々がいらっしゃいました。

@「かわいそうだから引き取ってあげようと思ったのに、なぜ断られなきゃいけないの?」
 「協力してあげようと思ったのに、なぜ家庭環境について聞かれたうえ、自宅まで見られなきゃいけないの」

最初に申し上げておきますが、犬や猫は「玩具」ではありません。れっきとした「生き物」「命」です。
「欲しい」とか「もらってあげる」という方なら、どなたでも右から左に犬猫をお渡しするというわけにはいきません。
「かわいい」「かわいそう」といった一時的な感情だけでペットを飼うと、後々、ペットも人間もつらい思いをすることになりかねないのです。

私たちは、里親希望者さんが犬や猫を「家族の一員」とみなし、終生世話してくれることが絶対条件であると考えています。
そのために、里親希望者さんが確かな「意志」を持っておられるか?飼育を継続していくのに適した「環境」にあるか?
などについて、できる限り確認させていただくことが不可欠となります。
それによって、希望者さんになんらかの不安要素が認められた場合は、残念ではありますが、はっきりお断りしています。
死の間際から、なんとか保護されてきた犬猫たちを、また同じ運命にさらす要因があってはいけないのです。
皆様の御厚意はありがたいのですが、実際にはこうした厳格な対処が必要となることをご承知おきください。

A「交配させたくてもらいに来たのに、なぜ断られるの?」

私たちは、いたずらに「命」を産み出す行為に反対しています。
一度にたくさんの子どもが生まれ、手に負えなくなって捨ててしまうという無責任な行為につながります。
また、生まれた子どもを、軽い気持ちで友人たちにあげてしまったりするのも危険です。
欲しがってるからあげる、というものではないんです。

ここであらためて明言しておきますが、犬猫の避妊・去勢は当会の絶対条件となります。
避妊・去勢は、出産回避だけでなく、犬猫の病気予防や精神安定などにも大きな効果があるのです。
これに同意していただけない方は、当会では譲渡対象となりませんのでご承知おきください。

B「ペットショップだとお金がかかるけど、里親会ならタダでもらえると思って来たのに、お金が必要なの?」
「もっと安くていいんじゃないの?」

私たちは犬猫譲渡の際、里親となる方から所定の金額をいただいております。
しかしそれは、犬猫の「代金」ではありません。私たちの活動は「商売」ではないのです。
いただいてるお金は、犬猫の避妊・去勢、ワクチンなどの「事前処置をおこなった経費」と「基本料金」です。
避妊・去勢、ワクチン(※基本的には接種後にお渡ししております)が未処置の子は、譲渡後必ず里親さんにてやっていただきます。
つまりは、里親さんが譲渡後、必ずご負担戴くお金なのです。それを当会が連携している獣医さんのところで、
若干安目にお願い・対応して戴いております。
「基本料金」としているものも、譲渡にいたるまでにかかった飼育費や搬送費など、
ワンちゃんネコちゃんを里親さんにつなげるまでに実際に発生する諸経費を、
やはり安い金額に設定したうえで、いただいているものです。
なるべく金額の障壁を取り払うことで、一匹でも多くの犬猫が新しい家族と巡り会えるように、と願ってのことです。
ご承知おきください。

中には、「犬猫を医者にかけるなんて、お金がもったいない。」という方もいらっしゃいます。
しかし実際にあなたのお子さんが病気になったら、よっぽどせっぱ詰まった事情がない限り、
お金に関係なくまず医者に連れて行きませんか?
いや、というより、もしそういうギリギリの経済状態にあるという方の場合は、大変失礼かつ心苦しいのですが、
どんなに犬猫への愛情が感じられても、譲渡対象から外させていただくことになります。
なにとぞご理解いただきたいと思います。

以上、これらはすべて、私たちの活動が「無責任な飼い主に見捨てられることで殺処分となる犬猫をなくしたい」
という思いを基本としていることに寄っています。

努力や責任を怠り、安易な選択として犬猫を犠牲にするようなご家族を、私たちは容認できません。
それが私たちの活動の大前提であるということを、あらかじめお伝えしておきます。